Script Editor

Actions

Conditional Action Row

Variables(変数)の比較演算を行い結果により実行 Case をハンドリングします。
変数を扱う比較的高度な機能です。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Variable From0To Comparison Constant True False
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
対象の変数を選択します。
Formula Action を設定していると[Formula-#]という項目で アクションで設定済みのFormula(公式)を選択できます。
[Random Value]選択の場合、0からこのカラムの入力値までの乱数が生成されます。(整数値入力)
  • ==
    等価演算子は、2 つのオペランドが等しければ真を返します。
  • !=
    不等価演算子は、オペランド同士が等しくないならば真を返します。
  • >
    大なり演算子は、左オペランドが右オペランドより大きければ、真を返します。
  • >=
    大なりイコール演算子は、左オペランドが右オペランド以上ならば、真を返します
  • <
    小なり演算子は、左オペランドが右オペランドより小さければ、真を返します。
  • <=
    小なり演算子は、左オペランドが右オペランドより小さければ、真を返します。
Constant Value(定数)右オペランドの定数を入力します。(整数値入力) 結果が真の場合の実行 Case を選択。 結果が偽の場合の実行 Case を選択。

Formula Action Row

Formula(公式)を設定します。公式といっても表計算ソフトのような多種にわたる公式ではなく、日付や乱数、平均値といったベーシックなものを扱います。
また、このアクションは Case では呼び出せません。Conditional Action(比較演算)から呼び出します。
変数を扱う比較的高度な機能です。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Formula A B Variables
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
  • random
    乱数を発生させます。次項の[A]で乱数範囲の下限、[B]で上限を選択します。
  • today
    XRコンテンツが実行された当日の時刻情報を取得します。次項の[A]で時刻のタイプ、[B]で年月日を選択します。
  • sum
    変数の合計値を求めます。末項の[Variables]で対象の変数を複数選択します。
  • average
    変数の平均値を求めます。末項の[Variables]で対象の変数を複数選択します。
  • minimum
    変数の最小値を求めます。末項の[Variables]で対象の変数を複数選択します。
  • maximum
    変数の最大値を求めます。末項の[Variables]で対象の変数を複数選択します。
  • product
    変数の積を求めます。末項の[Variables]で対象の変数を複数選択します。
前項の[Formula]によって選択項目が変わります。乱数用には下限を指定します。
todayが選ばれていた場合、時刻タイプを選択します。
  • real time
    XRコンテンツ実行時の実際の時刻です。
  • XR time
    XR時刻。XRコンテンツの開始からの経過時刻です。秒でのみの出力となります。
[today]が選ばれていた場合、日時の出力区分を設定します。 変数を複数選択するウィンドウが表示されます。

Time Action Row

Case による実行時点からタイマーが発動し、指定秒数経過すると Case を実行します。
意味合い的に Action と Trigger の両方を振る舞うと理解してください。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Type Time(sec) Case
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
  • timeout
    次カラムの[Time]で設定された秒数経過すると Case を実行します。
  • interval
    次カラムの[Time]で設定された秒数経過すると Case を実行する点は timeout と同じですが、 繰り返しの処理を行います。
指定時間を秒数で入力します。 対象のケースを選択。

Skin Anime Action Row

Skeletal animation もしくは Skinned Mesh Animation 日本では、しばしばボーンアニメーションと呼ばれるアニメーションをハンドリングします。 このアクションの利用には3Dツールでスキンアニメーションを作成しておく必要があります。
Anime Mixer を使い、複数のスキンアニメーションをブレンドさせて実行します。このため、一つのアニメーションの終了という概念はなく、すべてループアニメとして扱われます。
アニメーションを終了させたい場合などは Time Action などとの併用で実現します。
また、単体のスキンアニメーションを一回のみ再生させたい場合は、Performing Editor で作成し、Object Anime Action で制御することにより実現できます。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Actor Skinned Anime Mixer
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
対象の Performing モデルを選択。 前カラム[Actor]で選択されたモデルに含まれる Skinned Mesh を選択。 Anime Mixer を起動します。

Anime Mixer

Skin Animation の Skinned Mesh は相互に混ざる(Mixing)ができます。
例えば歩行アニメーションを実行時に腕を上げるようなアニメーションを同時に実行します。
この例だと、歩行アニメーションで腕を振るアクションが実行中なので、腕は振られながら手をあげることになります。 手を挙げている最中は、歩行を弱めたりといったアニメーションの重み付けの編集をこの Mixer で行います。

Action W-Speed Weight
Skinned Mesh のアクション名です。 Skin Animation Action 起動時から任意の重みに達する速度を指定します。
NOTE: 重みに達する前に次の Skin Action が発生すると想定どおりの動きにならない場合があります。見落としがちになることも多いですが W-Speed の値を適切に調整することは大事です。
アニメーションの重み付けをパーセンテージで指定します。

Object Animation Action Row

オブジェクト単位の回転、移動で構成される Object Animation をハンドリングします。
XR Studio Performing Editor でオブジェクトアニメーションを作成しておく必要があります。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Actor Motion Loop
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
対象の Performing Model を選択。 前カラム[Actor]で選択された Performing Model に含まれるモーションを選択。
  • on
    ループ再生します。
  • off
    ループ再生をしません。

    Note: KeyPad Trigger で使用するアニメーションの場合は、Type: normal | onlyOn でループのハンドリングが行えるため、ここでは Loop を Off にした方が無難となります。

Position Action Row

Performing Model および Walker の移動をハンドリングします。
Position Helper を設置しておく必要があります。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Actor Helper Speed Deg
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
対象の Performing Model を選択。 移動させたい位置に設置した Position Helper を選択。
Walker 選択の場合、瞬間で移動します。
1fps単位の移動量を入力します。(メートル単位) 回転方向を入力します。(Degree角度)
Scene に対する絶対角度です。

Media Action Row

動画/音声の再生をハンドリングします。
動画/音声ファイルをインポートしておく必要があります。
注) Web-XR Studio の VR Viewer では、最後に読み込まれたものを再生します。
他の Viewer では、複数の動画/音声ファイルをハンドリングできます。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Media Loop
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
対象の動画/音声ファイルを選択。
  • on
    ループ再生します。
  • off
    ループ再生をしません。

Text Action Row

テキストの出力をハンドリングします。
テキスト内に代入式を設定し、OK / Cancel のダイアログの出力などを行います。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Time Text Dialog
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
表示される制限時間を秒で入力します。
0の入力だと制限時間をオフにします。
表示テキストを入力します。
  • OK
    OK のみのダイアログを表示します。
  • OK&Cancel
    OK と Cancel のダイアログを表示します。

Text Action: テキスト内の代入式

テキストの中に変数の値を代入式として挿入できます。

種類 書式 備考
ユーザー作成変数 {変数名} ユーザーが任意で作成した変数の Value を出力します。
XR時刻(秒) {$xrTime} XR時刻とは、コンテンツが開始してからの経過時間です。秒で出力されます。
年の表示 {$today(year)} XRコンテンツを実行している当日の年を出力します。
月の表示 {$today(month)} XRコンテンツを実行している当日の月を出力します。
日の表示 {$today(day)} XRコンテンツを実行している当日の日を出力します。
時間の表示 {$today(hour)} XRコンテンツを実行している当日の時間を出力します。
分の表示 {$today(minute)} XRコンテンツを実行している当日の分を出力します。
秒の表示 {$today(second)} XRコンテンツを実行している当日の秒を出力します。

Transform Action Row

オブジェクトに対する Transform(変形)をハンドリングします。
Transform(変形)は回転、移動、スケールが対象です。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Target Type Time Rot-X Rot-Y Rot-Z Scale-X Scale-Y Scale-Z Pos-X Pos-Y Pos-Z
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
対象の Performing Model を選択。
  • animate
    次カラム[Time]の設定時間の間、変形を続けます。
  • onSet
    一度期に変形をセットします。
前カラム[Type]で[animate]を選択した場合、ここで設定した時間(秒)の間、変形を続けます。 X軸回転量を入力します。

Type: Animateの場合
1fps単位のX軸回転の量。(ラジアン値)

Type: onSetの場合
X軸回転の量。(degree値)
0の場合は無視されます。
Y軸回転量を入力します。

Type: Animateの場合
1fps単位のY軸回転の量。(ラジアン値)

Type: onSetの場合
Y軸回転の量。(degree値)
0の場合は無視されます。
Z軸回転量を入力します。

Type: Animateの場合
1fps単位のZ軸回転の量。(ラジアン値)

Type: onSetの場合
Z軸回転の量。(degree値)
0の場合は無視されます。
1fps単位のX軸スケールの量を入力します。(メートル単位)
0の場合は無視されます。
1fps単位のY軸スケールの量を入力します。(メートル単位)
0の場合は無視されます。
1fps単位のZ軸スケールの量を入力します。(メートル単位)
0の場合は無視されます。
1fps単位のX軸移動量を入力します。(メートル単位)
0の場合は無視されます。
1fps単位のY軸移動量を入力します。(メートル単位)
0の場合は無視されます。
1fps単位のZ軸移動量を入力します。(メートル単位)
0の場合は無視されます。

Visible Action Row

オブジェクトの表示/非表示をハンドリングします。
見た目の非表示でありオブジェクトの存在が消えるわけではありません。
実行時の処理は、表示グループ処理の後に非表示グループ処理が行われるため、非表示が優先されることを留意してください。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID OnGroup OffGroup
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
表示グループを設定します。
押下すると専用ウィンドウが現れます。
専用ウィンドウ内でインポートされている2D/3Dオブジェクトの名称がチェックボックス付きで表示されます。
チェックしたオブジェクトグループを表示処理対象グループとして設定されます。
非表示グループを設定します。
押下すると専用ウィンドウが現れます。
専用ウィンドウ内でインポートされている2D/3Dオブジェクトの名称がチェックボックス付きで表示されます。
チェックしたオブジェクトグループを非表示処理対象グループとして設定されます。

Async Action Row

オブジェクトの Async Loading(非同期読込)をハンドリングします。

Web3D VR AR
Supported Supported Supported
ID Upload Objects
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
Async Loading(非同期読込)の対象となるオブジェクトを選択。
Staging Model / Performing Model の両方が対象となります。

2D Object Action Row

この Action は他とは異なり、Case から呼び出せません。
Steering Trigger か Camera Action から呼び出し、Visible Action で表示を行う点に注意してください。

画像をHTMLとして表示します。HTMLなのでCSSでの装飾も行えます。
3Dオブジェクトではないので VR Viewer 内でステレオ表示されることはありません。
主にVR以外の Viewer での使用を想定しています。
VR Viewer の場合は、VR(ステレオ表示)以前のタイトル的な場面での使用を想定しています。

Web3D VR AR
Supported Not supported Supported
ID Image Text CSS :hover Link A_tag Set
ID 番号です。
ID 番号を押下すると削除ダイアログが表示されます。
XR Studio にアップロード済みの画像ファイルを選択。
画像は3Dオブジェクトのように Script Board の外でインポートの手続きをする必要はありません。
ここでの選択だけで使用できます。
表示するテキストを入力。 装飾用のCSSを入力。 hover時用のCSSを入力。 リンク先のURLを入力します。
Steering Trigger のボタンとして使用する場合、リンクは無効となります。
A tag の target 属性を選択。 配置座標を編集する Editor を起動します。

Camera Action

現在のカメラ(Current Active Camera)を指定するアクションです。指定したカメラの画角や注視(LookAt)などの設定。
また、ここではコンテンツそのもののカメラタイプを決めていきます。

ややボリュームのある内容です。詳細はコチラ

Web3D VR AR Markerless AR
Supported Not supported Not supported Not supported